恋することについて答えを出そう
昨年4月12日の永井宏さんの訃報を聞いてからほぼ1年が経とうとしています。永井さんはmanosで2003年に展覧会、他にもポエトリーリーディングや工作のworkshopを行い広島にも何度か足を運んでもらっていました。
永井さんとの出会いは今考えてみても、不思議です。お友達のRさんに『雲ができるまで』の本を『多分ayaちゃん好きだと思う』とプレゼントしてもらったものが永井さんを知る初めてのきっかけとなりました。その後、また別の友人を介して永井さんのご友人の小山千夏さんと出会うことになりました。その流れで千夏さん、千夏さん、永井さんと仲良しの根本きこさんのワークショップ、そして永井さんにもmanosに何度か来て頂き、詩の朗読、ワークショップ、展覧会を開いてもらう事となりました。しばらく、永井さんと連絡をとっていなかった間、去年の4/12に大阪のsewing galleryの代表ハマちゃんより永井さんが亡くなられたことを知らされました。最近youtubeで永井さんの弾き語りの映像を見つけてしまい、それを眺めていたら現実的にほんとうに悲しくなってき涙がぽろぽろ止まらなくなってしまいました。。。。 昔、広島から大人数で葉山に永井さんを訪ねて遊びにいったこと、森戸海岸の海の家oasisや一色海岸のblue moonに連れていってもらったり、三浦半島の海でおおはしゃぎしたこと等々。。。dream weaverと格闘しながら、manosのwebsiteをはじめて頑張って作ったとき、永井さんからもらったアドバイスがきっかけでmontageという超私的エッセイコーナを書くきっかけになったこと(←永井さんは知らないけれど)。
それから、私の愛するギターもサーフィンも。。。意識はしたことはなかったけれどどこかで私の人生のいろんな箇所に永井さんの影響があったのかなあ、、と思います。そして以前、たまたま永井さんから電話をもらって、私が精神的に落ち込んで元気がなかった時に、後日こっそり『ロマンティックに生きようと決めた理由』の本を送ってくださったエピソード等等。。。正直あんまり器用に人と接する事のできるタイプの人ではなかったと思いますが、とても繊細で、優しいロマンティストなおじさんでした。(その熊さんのような容姿からは想像できない)昨日、展覧会で展示する詩をパネル制作しようと思い、改めて永井さんの詩をしみじみ読んだりしてました。。。以上が私とmanosとの永井さんの関わりあいでした。
永井さんは80年代は雑誌BRUTUSの音楽の記事にライターとして携わり、その後、鎌倉のアーティスト小山千夏さんと葉山でサンライトギャラリーというギャラリーを運営されていました。「誰にでもものが作れるし、表現できる」という「ネオフォークロア」(と、永井さんが呼んでいた)考え方は、本当にシンパシーを感じるものでした。
今回の展覧会では、昨年5月に発刊された「恋することについて答えをだそう」という詩写真集より1992年 永井さんがヌーベルヴァーグの若い監督たちの足跡を訪ねフランスで撮られた写真、自選した詩の展示を行います。今後は無いと思われる貴重な機会だと思われます。是非足をお運び頂ければ本当に嬉しいです。
『恋することについて答えを出そう』永井宏・詩写真集刊行 記念展@MANOS GARDEN by windchime books
2012年3月24日(土)〜31日(土)11:00-18:00(最終日は16:00)
永井さんとの出会いは今考えてみても、不思議です。お友達のRさんに『雲ができるまで』の本を『多分ayaちゃん好きだと思う』とプレゼントしてもらったものが永井さんを知る初めてのきっかけとなりました。その後、また別の友人を介して永井さんのご友人の小山千夏さんと出会うことになりました。その流れで千夏さん、千夏さん、永井さんと仲良しの根本きこさんのワークショップ、そして永井さんにもmanosに何度か来て頂き、詩の朗読、ワークショップ、展覧会を開いてもらう事となりました。しばらく、永井さんと連絡をとっていなかった間、去年の4/12に大阪のsewing galleryの代表ハマちゃんより永井さんが亡くなられたことを知らされました。最近youtubeで永井さんの弾き語りの映像を見つけてしまい、それを眺めていたら現実的にほんとうに悲しくなってき涙がぽろぽろ止まらなくなってしまいました。。。。 昔、広島から大人数で葉山に永井さんを訪ねて遊びにいったこと、森戸海岸の海の家oasisや一色海岸のblue moonに連れていってもらったり、三浦半島の海でおおはしゃぎしたこと等々。。。dream weaverと格闘しながら、manosのwebsiteをはじめて頑張って作ったとき、永井さんからもらったアドバイスがきっかけでmontageという超私的エッセイコーナを書くきっかけになったこと(←永井さんは知らないけれど)。
それから、私の愛するギターもサーフィンも。。。意識はしたことはなかったけれどどこかで私の人生のいろんな箇所に永井さんの影響があったのかなあ、、と思います。そして以前、たまたま永井さんから電話をもらって、私が精神的に落ち込んで元気がなかった時に、後日こっそり『ロマンティックに生きようと決めた理由』の本を送ってくださったエピソード等等。。。正直あんまり器用に人と接する事のできるタイプの人ではなかったと思いますが、とても繊細で、優しいロマンティストなおじさんでした。(その熊さんのような容姿からは想像できない)昨日、展覧会で展示する詩をパネル制作しようと思い、改めて永井さんの詩をしみじみ読んだりしてました。。。以上が私とmanosとの永井さんの関わりあいでした。
永井さんは80年代は雑誌BRUTUSの音楽の記事にライターとして携わり、その後、鎌倉のアーティスト小山千夏さんと葉山でサンライトギャラリーというギャラリーを運営されていました。「誰にでもものが作れるし、表現できる」という「ネオフォークロア」(と、永井さんが呼んでいた)考え方は、本当にシンパシーを感じるものでした。
今回の展覧会では、昨年5月に発刊された「恋することについて答えをだそう」という詩写真集より1992年 永井さんがヌーベルヴァーグの若い監督たちの足跡を訪ねフランスで撮られた写真、自選した詩の展示を行います。今後は無いと思われる貴重な機会だと思われます。是非足をお運び頂ければ本当に嬉しいです。
『恋することについて答えを出そう』永井宏・詩写真集刊行 記念展@MANOS GARDEN by windchime books
2012年3月24日(土)〜31日(土)11:00-18:00(最終日は16:00)
永井 宏 Hiroshi Nagai
1951年生まれ。美術作家。
70年代より写真,ビデオ、ドローイング等の作品を制作。
1980年頃 『BRUTUS』誌など雑誌編集などに係わった後、再び美術作家として活動。
1992年~1996年 神奈川県葉山にて「SUNLIGHT GALLERY」を運営。
2003年 WINDCHIME BOOKSを立ち上げ。『a hundred poems』を出版。
2010年6月 東京都渋谷区神宮前に仲間とともに「TAMBOURIN GALLERY(タンバリ2003年 WINDCHIME BOOKSを立ち上げ。『a hundred poems』を出版。
ンギャラリー)」(http://tambourin-gallery.com/) の運営をスタート。
2011年4月12日 永眠
作品の発表の他、リトルプレス WINDCHIME BOOKSを立ち上げ、自身の本や若手作
家の本を出版。詩の雑誌『ボタンとリボン』を発行するなどして、各地で詩のリーディン
グや音楽活動を行う。著書に『モンフィーユ』(アノニマスタジオ)、『夏の見える家』
(角川書店)、『プックリ・チッカリ・ピッポドゥ』(六耀社)、『a hundred poems』
(WINDCHIME BOOKS)
など、多数。
2011年5月4日『恋することについて答えを出そう』をWINDCHIME BOOKSより上梓
2011年5月14日 かねてから準備していた葉山のアトリエを「一色海岸書店」として、
仲間たちの手で、7月末(7/18)まで期間限定オープン。( http://isshikikaigan.com/ )