dawn

「よあけ」(by ユリーシュルヴィッツ)っていう絵本があるのですが、ご存知ですか?  私は、この絵本を時々開きたくなります。


文章はオールひらがなで、あまり文字もありません。とても淡々としています。

知らず知らずのうちに思考が脳みその大部分を占めて、「感じる」ことをどこか置き去りにしがちな毎日。この絵本のページを開くと、脳みその「感じる」部分を再び思い出させてくれるような。。。

よあけまえのしずかな湖に、
そよかぜがおこり、
さざなみがたつ。
もやがこもり、
かえるがとびこむ。
どこかで鳥がなく。
おじいさんはまごを起こす。
みずをくんで、
火をたく。
ぼーとをおしだし、湖に漕ぎ出す。
おーるの音、しぶき みおをひいて、
すると、
山と湖が緑になった。







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